金融会社審査基準

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キャッシングをする際の審査の内容とは?

現在のように自宅からスマホを使って簡単に申し込める時代とは違い、過去には直接店舗まで足を運んだ上で、担当の審査官と向き合って審査を受けた時代がありました。融資の可否はその場で宣告され、審査で落とされる場合の文句は「誠に残念でございますが、今回のご融資は見送らせていただくことになりました」といった形式文のみで、記載した融資申込書は無常にも目の前で破棄されることになります。

なんとも荒っぽい行動に見えますが、融資の申込書は個人情報に該当することから、お客の目前で破棄する行為は至極当然のことで、逆に大切に保管などされてしまったら何に使われるかわかったものではありません。しかし、審査に落とされたショックで朦朧とする頭の中では、そういった行為も自虐的に考えてしまうものです。これほど窓口審査で落とされるショックは甚大なものなのです。

スコアリングシステムによる審査

現在、消費者金融業者で主流となっているのは、スコアリングシステムという審査システムです。顧客の審査項目に点数をつけていき、その点数の合計によって融資の可否を判断するというものです。このスコアリングシステムはスコアの点数から加算に至るまですべて機械が行っており、融資の最終判断とまではいかないものの、ほぼすべての作業がコンピュータによるものです。

自分の人生に大きく影響を及ぼしかねない融資の判断が、そんな機械的なもので簡単にされてしまうことには、いささか納得できない部分もあるかもしれません。しかしこれが時代の流れです。もしも以前のような人情味のある審査を希望するなら、未だ存在する小規模のマチキン業者へ出向いて窓口審査を受けるしかありません。

スコアリング審査

上記の審査項目にうち、「現在の借入額」「現在の借入件数」「過去の利用履歴」については、申込書に記載する項目があるのである部分は自己申告になりますが、実際は信用情報センターへの個人情報照会ですべて把握されてしまいます。したがって、仮に申し込み欄の数字を過少記載していれば、簡単にバレてしまうばかりか信用を失ってしまうことにつながってしまうことになりますので、やめておいほうがいいです。

その他の家族構成や職業については申込書での自己申告になります。ただ、業者によったら所得証明書の提出を要求してきますので、そういった場合は別途所得証明を用意する必要があります。

審査で落とされる理由

消費者金融の借り入れ審査で落とされる理由は必ず存在します。消費者金融業者というものは、顧客にお金を貸してこそ金利を得て営業利益を上げれるのであって、お金を貸さない限り一円たりとも利益が得られない業種です。にもかかわらず、お金を貸さないということは、何か重大な理由があるということです。考えられる理由は以下のような項目が殆どです。

  1. 借金が多い(多重債務)
  2. 収入がない(無職、専業主婦)
  3. 過去に自己破産をしている(ブラックリスト)

殆どの場合、審査で落とされる理由は上記のどれかに該当していると思います。その中でも一番多いのは現在の借金総額と借入件数です。多重債務者の多くは、毎月の支払いが足りないので、新規に借り入れをして支払いに充当しています。

そういった行為を通称「自転車操業」といいますが、この手の人たちの多くは自己破産の一歩手前なので、消費者金融も融資に慎重なのは当然かと思います。

多重債務者向けの融資

そのような多重債務者であっても、融資をしてくれる業者は存在していました。中堅よりも更に規模の小さな零細業者で通称マチキンと呼称される貸金業者が融資の対象としているのは、借入件数が4件以上の多重債務者が主だったことから、自転車操業をしている者たちにとったらオアシスのような存在であったことは間違いありません。

しかし現在では規制が強化されて違法業差の罰則が厳しくなったことで、こういった零細業者の数も減ってしまいました。仮りネットで受け付けをしていたとしても、わずか数時間で当日の融資枠が消えてしまうことから、ほぼ「幻の消費者金融」と呼んで相応しいと思います。運の良い人は巡り合うかもしれませんが、なかなか思うようにはいかないようです。